Vol.67 2009年3月号

Vol.67 2009年3月号

ごあいさつ

はじめまして。
今号よりメールマガジン担当になりました石原です。
今後ともよろしくお願い致します。
今月からホームページでは予防医学者の川上先生が季節の健康情報と題して連載が始まりました。
その他最新の健康アドバイスなど役立つ情報がございます。
ぜひご覧になってください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎季節の健康情報
1)~三月の風物詩といえば~
(北里大学大学院医療系研究科修了 医学博士 川上智史先生)

■ワールドへルスレポート
◎米国で増える食物アレルギー人口、アレルギーレス食品の需要が急伸

■健康豆知識
◎健康格言から学ぶ
ある種の治療は病気より悪し

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎アラブ首長国連邦の「Arab Health 2009」に出展
■統合医療新着情報【37】
■編集後期

■大和薬品(株)関連最新情報

◎アラブ首長国連邦の「Arab Health 2009」に出展

2009年1月26日~29日、アラブ首長国連邦・ドバイDubai International  Exhibition Centreで「Arab Health 2009」が開催され、当社も出展しました。
この展示会は、毎年1回この時期に中東最大の規模でドバイで開催されるもので、今回も、中東地域を中心とした約60カ国から医薬品、医療機器、健康食品などの2000を超える企業が出展。参加者も、中東をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アフリカから、延べ5万人を超える数となりました。
参加者は、医療関係者、研究者、医療健康関連商品のディーラー、ディストリビューターなどで、健康食品関連企業の出展が少なかったこともあり、当社のブースは終始賑わい、熱心な質問、問い合わせが殺到しました。

今回は、レンチンプラス1000(バイオブラン)、NKCP、ケフィーラ、エポグランクリームの4商品を出展しました。バイオブランについては、すでに世界46カ国で販売される世界ブランドになりましたが、これに継ぐ第2第3の商品も着実に伸びています。
大和薬品では、海外市場で飛躍的な販売実績を続けていますが、今後も可能性の高い地域については綿密な戦略を構築してキャンペーンを展開していきます。

■統合医療新着情報

【37】子どもの病気の補完代替医療

「慢性、難治性の子どもの病気に、どのようにCAMを利用するか」「子どもを診る医師はCAMに対してどのような姿勢をとればよいのか」――。
こうした課題に答えるべく、米国小児科学会(AAP)が昨年12月、CAMに関するこれまでの知見を報告書にまとめました。
各種の調査で、慢性、再発性、難治性の病気に罹っている子どもの半数以上がCAMを利用していることが明らかになっています。そして、患児の親の3人に2人は、CAMを利用していることを担当医に告げていないとされています。
一方で、CAMを診療に取り入れたり、利用をアドバイスする小児科医が増えているのも事実。こうした状況から、学会としてもCAMに関する情報を提供し、小児科医をサポートする必要性を感じたとしています。

報告書では小児を診療する医師に対し、主流の医学、CAMを問わず▽安全性や効果などについて患児と家族にアドバイス、カウンセリングすること▽治療の選択肢についての情報を探求すること――を求めています。
なお、サプリメントや機能性食品に関しては、炎症性腸疾患に対するプロバイオティクスのように「90年代半ばはCAMであったが、21世紀は主流の医学になった」例などが紹介されています。

出典・Pediatrics vol.122:p1374-1386,2008

■編集後記
ここ最近になって急に寒さが増してきました。
季節の変わり目ですので、天気が良くないことも多いそうです。
また、川上先生の第一回目の連載にあったとおり、花粉も早々に飛んでおります。
くれぐれもお体をご自愛ください。

来月も引き続き国内外の展示会情報やコラムをお届けしてまいります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は4月8日配信予定です。

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