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健康かわら版

Vol.11 2004年7月号

ごあいさつ

こんにちは。大和薬品E-メールマガジン担当の本間です。
最近、梅雨明け前にもかかわらず猛暑が続き、クーラー頼みの毎日です。
体力を消耗しやすく、ジュースやアイスなど冷たいものがほしくなる時期ですが、これからが旬の野菜(かぼちゃ、トマト、ナス、枝豆、オクラなど)が続々登場します。旬(出回り期)のものは栄養価が高い傾向にあります。
野菜を中心にバランスのとれた食事をとり、体力維持をこころがけましょう。
寝冷えにも十分お気をつけください。

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎AOACインターナショナル日本セクションで、ナットウ菌産生たんぱく質測定法を発表
◎「第27回日本バイオレオロジー学会」にて「NKCP」の研究成果を発表
◎日本抗加齢医学会総会で「米ぬかエキス加水分解物」について研究成果発表
◎医薬専門誌「薬理と臨床」で5本の論文を発表
◎『予告』7/25に「がんフォーラム2004」(日本食品機能研究会主催)が開催
■健康お役立ち情報
【国内情報】「がん予防のための食事」の今昔
【海外情報】ネットで変わる「いい患者」
■連載シリーズ…….第5回 ―VDT(visual display terminals)との付き合い方
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報
弊社の活動や関連イベントについてお知らせします。

◎AOACインターナショナル日本セクションで、ナットウ菌産生たんぱく質測定法を発表。

「AOACインターナショナル日本セクション2004シンポジウム」が6月5日(土)東京・小金井市、東京農工大学で開かれました。このシンポジウムで弊社は、「ELISA法及び合成発色基質法によるナットウ菌産生たんぱく質(BNPP)測定法の開発」と題した研究発表を行いました。
この研究は、精製ナットウ菌培養物NKCPから機能性成分を精製しBacillopeptidase(バチロペプチダーゼ)Fのフラグメントであることを確認し、このナットウ菌が分泌する機能性たんぱく質(ナットウ菌産生たんぱく質BNPP)の含有量とバチロペプチダーゼ活性を測定するために、ELISA法及び合成発色基質法を開発したものです。
弊社が開発した測定法は、各試薬がキットになっていて測定が簡便であるなどのメリットがあります。
納豆やナットウ菌培養エキス食品に含まれている機能性関与成分の分析については、 本来食品分析の基本である関連物質の定量方法(定量分析法)が確立されていません ので、今回の測定法には国内外の各方面から期待が寄せられています。

◎「第27回日本バイオレオロジー学会」にて「NKCP」の研究成果を発表。

6月10日(木)に東京医科歯科大学で開催された「第27回日本バイオレオロジー学会」の年次総会で、獨協医科大学の一杉正仁助教授が弊社の「NKCP」に関する研究発表を行いました。
この発表は一般講演「ヘモレオロジー」の中で「納豆抽出物(NKCP)がヒト血液に及ぼす影響について」と題して行われました。
これはNKCPのヒト血液におよぼす影響を震動式粘度計を用いて検討し、NKCPは凝固系酵素への阻害作用を有することが示唆されたもので、血栓性疾患の予防及び治療薬として有用と思われ、さらなる検討が期待される、としています。弊社では、NKCPをはじめとした主力製品について、国内外の大学や公的機関等との共同・委託研究を重ねていますが、
成果については、従来どおり逐次学会や学術誌等で発表していきます。

◎第四回日本抗加齢医学会総会で、「米ぬかエキス加水分解物(HRB)」について研究成果を発表

第四回日本抗加齢医学会総会(主催:日本抗加齢医学会)が6月12日(土)~13日(日)、東京(京王プラザホテル)で開催され、弊社は一般講演の中、「米ぬかエキス加水分解物(HRB)」の作用についての新しい研究成果を発表し、併せて第3回国際抗加齢展示会にブース展示しました。
「米ぬかエキス加水分解物(HRB)を高齢者が経口摂取したときの風邪症候群の罹患に及ぼす影響」と題したこの発表は、この成分の免疫賦活作用による風邪症候群予防効果をヒト試験で研究したものです。
HRBについての新しい作用の研究成果については、今後も学会等で発表していきます。

◎医薬専門誌「薬理と臨床」で5本の論文を発表

医薬関連の代表的な専門誌「薬理と臨床」(医薬出版発行)の最新号で、弊社はバイオブランを中心とした主要製品の臨床データについて5本の論文をまとめ一挙に発表しました。
いずれも専門の先生による客観的な臨床試験によるもので、雑誌発売以来各方面から注目されています。
今回の発表論文は、以下の通りです。

○標準治療終了後の癌患者に対する機能性食品の長期摂取の影響
恒川消化器クリニック  恒川洋氏
○癌の免疫治療におけるバイオブランの臨床的意義
財団法人生命科学総合研究所理事長兼研究所長
産業医科大学名誉教授
生体防衛療法研究会会長   岡村靖氏
○進行性末期膵臓癌の保存的加療における機能性食品の有効例
半蔵門胃腸クリニック   掛谷和俊氏
○臍腫癌を来たした再発性大腸癌(Sister Mary Joseph’s Nodule,SMJN)に免疫療法を施行し長期に生存している1例
新倉敷胃腸肛門外科   河合知則氏
○進行癌に対する米ぬかアラビノキシラン誘導体(MGN―3,バイオブラン)の延命効果およびQOLの改善効果
医療法人三矢会 佐野外科病院  高原喜八郎氏 佐野鎌太郎氏

今後も7月に1本、9月に3本の論文掲載を予定しております。
掲載され次第お伝えいたします。

◎日本食品機能研究会(JAFRA)が「がんフォーラム2004」を開催

弊社が所属する日本食品機能研究会(JAFRA)では、今年も「がんフォーラム2004」を東京で開催します。
「統合医療によるがん治療――いのちといやしの現場から」をサブタイトルに掲げるこのフォーラムは、一般のお客様向けになりますが、医療従事者にも参考いただける内容です。

日 時: 7月25日(日)  13:00~15:30
(開場 12:30)
会 場: 東京商工会議所 東商ホール4F
講 演: 「最新のがん治療」――がんと闘うためのカクテル療法――
――UCLA/DREW医科大学教授 M.ゴーナム博士
「外科医のひとり言」――サプリメントへの想い――
――メディカルスクエア赤坂院長
(財)日本がん知識普及協会会長 小澁雅亮博士
「免疫強化食品の将来的評価について」
――栄養学の歴史を踏まえて――
日本食品機能研究会主任研究員 前田浩明

ご興味のある方は日本食品機能研究会まで直接お問い合わせください。

TEL:03-3356-3461

■健康お役立ち情報

【国内情報】 「がん予防のための食事」の今昔

がんの発生は食生活と深いかかわりがあるとか、黄緑色野菜に制がん作用があるといったことがよく言われます。
いまから17年前(1987年)の毎日新聞で、「がん予防のための食事」という特集が組まれていますが、ここでは日本がん知識普及協会会長・赤坂病院院長(当時)の小澁雅亮博士が、がんにいい食べ物・悪い食べ物について解説しています。
ワラビ、フキノトウなど黄色のフラボン系色素を含んだもの、魚などの直火焼きによる焦げ目、チクロ、サッカリンなどの化学物質は、よくない食べ物。一方、がん予防になる食物として小澁博士は、「野菜の中には発がん物質を抑制する食物繊維、ビタミン、色素が豊富に入っている。種類を多く食べることが大切」と主張しています。
さらに、肉や魚の料理にはアルカリ性食品の酢をたっぷり使うこと、腸の宿便を取り除く作用のあるキノコ類も重要、と力説しています。
これは、17年後の現在でも通用する食生活の知恵ですね。
いや、食生活や食環境が変わった現代こそ、この知恵を守る必要性があるといえます。
健康維持のためには正しい食生活がまず第一であることは、いつの時代でも変わりません。
「食物とがんの関係は、すでに明らかです。外食化、インスタント食品がますます進む時代の中で、バランスの良い食事をどうやってとるかが、これからの重要な問題です。最低、1回の食事に30種類の食品をバランスよくとるようにしてください」
という小澁博士のアドバイスを、肝に銘じたいものですね。

【海外情報】・・・海外統合医療ニュース 第5回

ネットで変わる「いい患者」

世界で有数の医学雑誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』の5月15日号を見ると、インターネットが医療に及ぼす影響についていくつかの論説が掲載されています。
ネットが,従来「医師中心」になりがちだった医療を、「患者中心」へと変換する力になっているということを感じているようです。
その中に「e-patients(患者)第1世代」と題する論説を寄せたトム・ファーグソン博士は「医療を米国民のおよそ半数がネットから医療・健康情報を得ている」とした上で、「e-patients」を次のように定義づけます
――自分自身の疾病に関する情報をネット上で探す人々,あるいは友人や家族の病気について情報を求める人々――)。
博士の仮説によると,多くのe-patientsは,ネットで得られる情報が医師の説明よりも詳細で役に立つと考えていますが,医師の見方は反対で,ネット情報を過小評価し,逆にリスクを過大に見ています。
なかにはメールで患者とやり取りをする医師もいるようです。
これまで医療の現場には、医師と患者の圧倒的な「情報の非対称性」が横たわっていました。
しかし、ネットによる双方向のやり取り,情報の非対称性の解消が,「いい患者」になるためのきっかけとして重要性が増している。その傾向が国の内外を問わず見られるのも,まさにネットの特性と言えます。
(出典:BMJ vol.328,p1148-1149,2004)

■連載シリーズ・・・第5回 VDTとの付き合い方
日本生活習慣病予防協会 理事長
池田 義雄

今、パソコンでこのメールマガジンをお読みの方も含めて、「眼の疲れ」が日常化しています。眼の疲れを来す原因はいろいろですが、昨今特に目立つのがパソコンなどの画面、即ちVDT(visual display terminals)を見ながらの仕事や遊び(ゲームなど)が増えていることによるものです。
さて、VDTとの付き合いで生じてくる眼の障害の1つに「眼の乾燥(ドライアイ・dry eye)」があります。
VDTを長時間見つめながらの作業、特にパソコンによる仕事量の増加は、眼の疲れや物が見えにくいなどの視覚障害をもたらします。
このような障害は、一括してVDT症候群(別名テクノストレス眼症)とよばれます。
そこでVDTとの上手な付き合い方は、1回の作業時間は60分以内とし、そのあと15分は眼を休めるなどを配慮することが欠かせません。
一方、ドライアイ対策としては、室内を乾燥し過ぎないことや、個々人では眼球の乾きを防ぐコンドロイチン硫酸ナトリウムなどの配合された目薬を適宜用いるなどがお薦めです。
この種の目薬は別名「人口涙液」とも呼ばれますが、VDTを用いた仕事に付きもののドライアイの予防対策用として、眼の疲れを感じた際にはこれらを1,2滴点眼して、眼をしっかりと休ませるように致しましょう。

■編集後記
最近は梅雨を通り越して真夏のような猛暑が続いています。
朝からお天気が良いと気持ちも明るくなりますが、長時間の外出の際は熱中症にご用心ください。
熱中症は前日に比べ急に気温が上昇した日、梅雨明け直後、気温はそれほど高くないが湿度の高い日、休み明けなどに起こりやすいようです。
汗をかくと体内の水分だけでなく塩分も外に出てしまうため水分補給にはスポーツドリンクのように微量成分が含まれるものが役立ちます。
ただし糖分の取りすぎにはくれぐれもご注意ください。

健康かわら版(第11号)はいかがでしたでしょうか?
皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は8月9日配信予定です。

今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い致します。

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