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健康かわら版

Vol.60 2008年8月号

ごあいさつ

こんにちは。メールマガジン担当の川上です。
ホームページでは今月から待望の一杉先生の新連載が始まりました。
その他最新の健康アドバイスや健康豆知識などがご覧いただけます。
ぜひご覧ください。
今後ともよろしくお願いします。

大和薬品ホームページの連載健康情報~ぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎法医学ドクター健康情報
メタボリック症候群
1)メタボリック症候群が注目された背景

(獨協医科大学法医学講座 准教授 一杉正仁先生)

■ワールドへルスレポート
◎NCCAM(米代替医療調査センター)、
患者と医師との情報交流を促進
■健康豆知識
◎園芸療法~土に触れ、植物の成長を観て、心が満たされる

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎第3回FFF健食フォーラムで、健康食品の品質基準について報告がありました。
◎アメリカでバイオブラン/MGN-3の論文が相次いで発表
◎【予告】健康フォーラム2008がJAFRA主催で開催されます。
■統合医療新着情報【30】エコノミークラス症候群にご注意
■編集後記~猛暑にご注意~

■大和薬品(株)関連最新情報
◎第3回FFF健食フォーラムで、健康食品の品質基準について報告がありました。

2008年6月13日(金)、NPO法人日本健康食品評価認証機構による第3回FFF健康食品フォーラムが東京・お茶の水女子大学で開催されました。
同機構では、従来健康食品の安全性重視の評価を主として行なってきましたが、今回のフォーラムは「健康食品の品質評価の高度化」をテーマとし、多くのプログラムを展開しました。
当社は、健康食品の開発に取り組む企業として推挙されて参加。
「食品開発の現場から考える品質評価」と題してプレゼンテーションを実施しました(研究開発部長・加藤久宜)。ここでは、機能性食品の品質として、3つのポイントを挙げて説明しました。
規格(Specification)     関与成分・指標成分
安全性(Safety)          食経験・動物試験
機能性(Efficacy)         学術報告・論文
引き続き、バイオブラン(米ぬか・しいたけ培養液由来、免疫調整機能)、NKCP(納豆菌培養物由来、血流改善機能)、米ケフィラン(米粉・乳酸菌由来、抗動脈硬化・抗アレルギー機能等)の機能性食品3素材について、由来、機能を解説した後、品質管理にはとくに全社をあげて注力しており、ISO9001やHACCPをいち早く認証取得していることも力説しました。
本フォーラムでは、基調講演で、近藤和雄・お茶の水女子大学大学院教授が「健康食品の評価の新しい視点」と題して講演したのをはじめ、健康食品を研究している大学教授などによる活発な意見交換も行なわれました。
なお、NPO法人日本健康食品評価認証機構としては、今後は健康食品の効能評価の認証にも活動の領域を広げていきたいとしています。

◎アメリカでバイオブラン/MGN-3の論文が相次いで発表
アメリカで販路を広げている当社のバイオブラン/MGN-3について、このほど、アメリカで3つの専門誌に論文が発表されました。
いずれも、同商品の開発者の一人でありその後も臨床等の試験を続けているM.ゴーナム博士(UCLA/Drew医科大学教授)が中心になって進めてきたもので、その成果は商品の新しい有用性を示すものとして各方面から注目を集めています。

「米ぬか由来の修飾アラビノキシランであるバイオブラン/MGN-3が、ヒト乳がん細胞の化学療法剤ダウノルビシンの感受性を上昇させる」と題した論文は、「Cancer Detection and Prevention」誌(2007年)に掲載されました。
論文要旨は以下の通りです。
MGN-3について、強力な生体反応物質(BRM)であるとして先の研究でヒト白血病細胞をアポトーシス誘導型細胞死受容体(CD95)に感作させることが証明されたと発表しているが、今回は、乳がん細胞(BCC)に対するin vitroでの化学感作を評価し、がん細胞の生存率をMTT分析によって判断し、薬剤の蓄積をフローサイトメトリーによって検討した。
結果、MGN-3の投与により、BCCのDNRに対する感受性がDNRのみで処理したBCCと比べ増加した。MCF-7細胞に対しては5.5倍、HCC70に対しては2.5倍)MGN-3の感作作用はがん細胞中におけるDNRの蓄積の増加と関連していた。
今回得られたこれらのデータから、MGN-3が効果的な化学感作物質であり、乳がんの治療に対する強力な新規補助剤となる可能性がることが証明された。

「Nutrition and Cancer」誌(2008年)に掲載された論文は、「Ehrlichがん担がんマウスに対する米ぬかサプリメントバイオブラン/MGN-3のin vivo 抗腫瘍作用」
以下がその要旨です。
Swiss albinoマウスの右大腿部にEhrlich腹水がん(EAC)細胞を筋肉注射。
固形Ehrlichがん(SEC)担がんマウスに対して、処置8日目にMGN-3を腹腔内注射により投与して、MGN-3の腫瘍増殖、サイトカイン産生およびアポトーシス作用を検討した。
MGN-3投与群では、腫瘍容積(63.27%)および腫瘍質量(45.2%)がコントロールと比較して有意に小さかった(P<0.01)MGN-3が抗腫瘍作用を発現するメカニズムには、アポトーシスおよび免疫調整誘導能が関与しているようである。フローサイトメトリーおよび組織病理学的検査からは、MGN-3によってアポトーシスSEC細胞の割合が1.8倍であることが示された。 MGN-3投与による副作用は認められず、すべてのマウスが正常な摂餌/飲水および生命活動パターンを示した。これらのデータは、MGN-3を固形がんの治療に使用できる可能性を示唆するものである。

「米ぬか由来アラビノキシラン誘導体(バイオブラン/MGN-3)はin vitroにおいてヒト貪食細胞によって病原菌の細胞内破裂能を増強させる」は、「INTERNATIONAL  JOURNAL OF IMMUNOPATHOLOGY AND PHARMACOLOGY」誌(2008年)に掲載されました。
以前の研究では、バイオブラン/MGN-3が、マウス腹膜内のマクロファージとマクロファージセルラインを活性化することが確認されましたが、今回は以下のような成果になっています。
末梢血において大腸菌を貪食するヒト貪食細胞の貪食能および、酸化的破壊誘発に伴うサイトカインの産生について、MGN-3が亢進させるかどうかを検討した。貪食細胞はジクロロフルオレセインジアセタート染色で予め染色され、また、フィコエリスリンで染色された大腸菌と一緒に、MGN-3の存在下、非存在下で培養。貪食作用および酸化的破壊はフローサイトメトリーで計測した。
結果、MGN-3処理群で、酸化的破壊の増強が認められ、さらに、好中球と単球による大腸菌の貪食能の増強を示した。さらに、サイトカイン(TNF-α、IL-8、IL-10)の有意な誘導も示した。これは、バイオブラン1μg/ml存在下で見られ、量依存的に増強した。とりわけ、MGN-3単独では31菌株の成長の影響が見られなかったことから、MGN-3の貪食作用調節能を示唆している。
これらの結果から、バイオブランの高齢者に対する感染症治療や免疫不全患者への応用の可能性が考えられる。

◎【予告】健康フォーラム2008がJAFRA主催で開催されます。
9月21日(日)に「健康フォーラム2008」がNPO法人JAFRA主催で開催されます。
本年の健康フォーラム2008は-メタボリックシンドローム、正しい理解とその対策-と題しまして、本症状に対しての研究で草分け的存在である諸先生方にご講演いただきます。
講演内容はメタボリックシンドロームが話題となっている昨今、実際にそれは何か、またメタボリックシンドロームから引き起こされる疾患、その対策と予防などについて、以下の内容でご聴講いただけます。
①生活習慣病とメタボリックシンドローム
日本生活習慣病予防協会理事長 医学博士 池田義雄先生
②メタボリックシンドロームの食事療法
トワーム小江戸病院院長    医学博士 済陽高穂先生
③胃相・腸相から見たメタボリックシンドローム
半蔵門クリニック理事長    医学博士 掛谷和俊先生
④血栓症を予防するために
獨協医科大学法医学講座准教授 医学博士 一杉正仁先生

◇開催場所   東商ホール4F
東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル
◇開催日時   9月21日(日)13:30~17:00(開場:13:00)
◇主催      NPO法人日本食品機能研究会(JAFRA)
◇後援      NPO法人セルフメディケーション推進協議会
日本生活習慣病予防協会
CMPジャパン株式会社 Medical Nutrition
◇聴講料     2,000円(お一人様) 送料300円
◇お問い合わせ  NPO法人日本食品機能研究会(JAFRA)
事務局担当 白川
電話:03-3356-3461
メールアドレス:info@jafra.gr.jp

■統合医療新着情報
【30】エコノミークラス症候群にご注意

夏休みの真っ只中。旅行や帰省の予定がある方も多いと思いますが、飛行機や列車、車などで長時間移動する際に気をつけたいのが「エコノミークラス症候群」です。 医学用語では「静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう=VTE)」。
足の血管、特に膝から下の血管に血栓(血のかたまり)が作られ、それが血流に乗って肺に到達し、肺の血管を詰まらせてしまう病気です。肺の血管が詰まると生命に危険が及びます。
エコノミークラスでなくとも、同じ姿勢を長時間とり続けていると起こりますし、災害時の避難生活でも発生してニュースになりました。さらに発生の危険性が高いのは、ある種の手術を受けた後です。
そのため、医療機関ではVTE発生の可能性が高い状況の患者さんに対して、血液の固まりを防ぐ薬の投与などの予防策を講じるようになってきました。
旅行の場合はそのような薬を使うほどではないでしょうから、薬以外でできることを心がけましょう。例えば、足首や足の指を動かすのも立派な予防法になります。
食品では、ナットウ菌が分泌するたんぱく質に、血液の滞りを防ぎ健康な血液状態を維持する機能があり、旅行に限らず普段からの健康維持に役立ちます。この機能性食品「NKCP」はより効率的で簡便な予防策となるでしょう。

■編集後記
暑い日が続いております。
脱水や熱中症にくれぐれもお気をつけください。

今年は例年にも増して、連続真夏日が長く続いているそうです。
では良く耳にする真夏日とは何でしょうか?
真夏日とは日中の最高気温が30℃以上の日を言います。なお、日中の最高気温が25℃以上30℃未満の日は夏日といい、日中の最高気温が35℃以上の日は猛暑日(酷暑日)といいます。

産業革命以降、人類は科学の発展とともに数々の副産物を生み出してきました。
その一つとして排気ガスなどから産生される温室効果ガスの二酸化炭素が挙げられます。
温室効果ガスは太陽から送り出された熱を地面に押さえつけてしまう作用があるため、熱の逃げ場がなくなり、その結果として大都市部の温度が上昇してしまいます。
このような現象を「ヒートアイランド現象」といいます。
ヒートアイランド現象は最終的に地球全体の気温を上昇させてしまうため、これまででは考えられないような異常気象が起こってしまいます。近年世界各地で起こっている大雨や洪水などもその理由の一つと言われております。一人ひとりの心がけでなるべく二酸化炭素排出量を減らし、冷房設定を28℃にするなど「エコ」を心がけて、地球環境を変えていきたいものです。

来月も引き続き国内外の展示会情報やコラムをお届けしてまいります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は9月10日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます

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