Vol.52 2007年12月号

Vol.52 2007年12月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
10・11月にご案内させていただきました「第50号記念プレゼント」につきましてアンケートのご回答とお申込をいただき、厚く御礼申し上げます。
厳選なる抽選を行い、ご当選のお客様につきましては12月下旬に発送をもって代えさせていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

大和薬品ホームページの連載健康情報~ぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎法医学ドクターの知っておきたい血栓症予防
6)血栓症を防ぐ健康食品
(獨協医科大学法医学教室 准教授 一杉正仁先生)

■ワールドへルスレポート
◎50歳以上のアメリカ人、7割が代替治療を利用

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎食品開発展2007にてNKCP、米ケフィランの最新知見を発表
■統合医療新着情報【22】混合診療と統合医療
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報

◎食品開発展2007にてNKCP、米ケフィランの最新知見を発表

「食品開発展2007」(CMPジャパン主催)が11月20日(火)~22日(木)、東京ビックサイトで開催され、当社は「バイオブラン」「NKCP」およびケフィア菌を米培地で培養した生成物「米ケフィラン」を出展しました。
この展示会は、機能性食品素材に関する専門性の高いアジア最大規模の展示会で期間中国内はもとよりアジア各国から約4万1000人と多くの参加者が集まりました。
当社は今回展示ブースのデザインを一新、「米ケフィラン」の抗動脈硬化作用に関する最新知見を紹介しました。
展示ブースにはアジアからの訪問者も多く、メタボリックシンドロームへの有用性が注目される「米ケフィラン」に関する質問が多く寄せられました。
さらに、ナットウ由来の血流改善素材「NKCP」について抗凝固、線溶作用に関する最新知見とNKCP中の機能性タンパク質の定量法に関する2つのプレゼンテーションを実施(研究開発部長・加藤久宜)、NKCPの血液溶解と凝固のバランス調整作用や摂取時の体感調査について紹介しました。また新技術として「NKCP」と従来混合することが難しかった酸性物質を混合せずに別々に2層のタブレットに加工した積層錠処方の試作品を紹介しました。
当社では、これに引き続き来年度もバイオブラン販売従事者を対象としたセミナーを数回に分けて実施するほか、海外展示会へも積極的に参加し、新しい販路を開拓してまいります。

■統合医療新着情報
【22】混合診療と統合医療

先月から、にわかに「混合診療」という言葉がメディアをにぎわすようになりました。
ある病気の治療に「健康保険がきく医療」と「きかない医療」を併用することです。
ただし、両者を同じ医療機関で受けると、本来保険がきくはずの診療までもが保険外(=全額自己負担)となってしまいます。これが「混合診療は原則禁止」というものです(例外あり)。例えば、健康保険で認められた抗がん剤治療を受けつつ、その副作用軽減や免疫力を高めるために同じ医療機関で補完代替医療を受けると、抗がん剤の費用は全額自己負担ということです。
腎臓がんの治療中に同じ病院で「活性化自己リンパ球療法」(保険適用外)を受けた人のケースでは、保険適用の治療(インターフェロン療法)が適用外になったとして、患者はインターフェロンの保険適用を求めて裁判に。
11月、「混合診療禁止の法的根拠はない」と原告の主張を認める判決がでました。
西洋医学的治療と補完代替医療を適切に組み合わせる統合医療の重要性が増している中で、保険がきくものが全額自己負担になるなら、経済的に余裕のある人しか統合医療を受けられなくなります。治療の選択の幅を広げ、統合医療を推進するには、保険診療との併用を認めていくことが得策といえるでしょう。

■編集後記
11月20日に健康食品の新法制定に向けて超党派議員による「健康食品問題研究会(仮称)」の正式発足に向けた初会合が開催されました。
現在日本では健康食品専門の法律が存在せず、薬事法等の規制によって効能効果に関する情報開示ができない状況です。
きちんとした法整備が行われ、健康食品の正しい効能効果が消費者の皆様に伝わり、さらに健康食品が健康維持、医療費削減に役立つようになればと思います。 当社も「e-健康かわら版」・ホームページにてさらなる健康情報の充実に努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は1月10日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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