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健康かわら版

Vol.5 2004年1月号

ごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
大和薬品E-メールマガジン担当の本間です。
お正月の連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
本年も皆様の健康づくりに役立つ情報をお届けできるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

今月のメニュー

■新年のご挨拶 (代表取締役社長 二宮泰夫)
■無限に広がる可能性~バイオブラン~ (研究開発部長 前田浩明)
■大和薬品(株)関連最新情報
◎つくば工場のHACCP認証取得
◎「バイオブランの生理的機能における効果」について発表
◎バイオブラン、NKCP、ケフィランの3商品について、
第3回国際フードファクター会議(ICoFF-3)で発表
◎バイオブランの安全性と有用性について第7回生活習慣病対策研究会で発表
◎バイオブランについて第7回JACT大会2003(神戸)で発表
■健康お役立ち情報…….最新「健康」情報満載の新聞社ホームページ
■連載シリーズ……….アンチエイジング(5) 加齢・腸内細菌・免疫の切っても切れない関係
■編集後記

■新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
昨年の9月に第一号を配信いたしました「e-健康かわら版」はおかげさまで好評をいただき、ここに第5号をお届けすることができました。
購読者数も回を重ねるごとに増え、順調に推移しておりますことをご報告するとともに皆様のご支持に感謝申し上げます。
さて、今年の干支は甲申(こうしん、きのえ・さる)ですが、「甲」は新しい事の始まりを意味しており、また「申」はまっすぐに伸びる様子を表わしているそうです。
当社も農水省との5年間にわたる共同研究(米ケフィラン)が昨年無事終了し、今年は申年に因んでこの新素材を上市してどんどん成長させたいと思っております。
また、新製品の開発はもちろん企業の大きな命題ですが、製品の安全性の確保はさらに重要です。
当社はすでにISO9001の認定を取得(2002年末)しておりますが、昨年はこれに引き続きHACCP認定工場となりました。
これで当社は国際的に通用する安全基準をクリアしたことになります。
豊富なエビデンスに裏付けられた新製品と、安全性の追求に対する絶え間ない努力こそが企業の使命であると信じ、今後も皆様にご満足いただける製品とサービスを提供して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 二宮泰夫

■無限に広がる可能性~バイオブラン~
研究開発部長 前田浩明(バイオブラン開発者)

バイオブランは「食べて確実に免疫力を調節する食品」として開発されました。
即ち食べたバイオブラン成分が数時間後には白血球に到達し、免疫力を調節するように加工されています。
このような成分は普通の食物中には滅多に存在しません。
多くのキノコ類が免疫力に影響を与えるといわれていますが、それは直接白血球と接触させた場合の効果です。
しかしながらキノコの成分は食べても白血球には届きません。
別のメカニズムでの効果が考えられていますが、充分な証拠がありません。
さて、バイオブランは免疫力の調節を目的として開発されましたが、近年研究が進むにつれてその作用はもっと広範囲な整体防御作用の一部であることが証明されつつあります。多くの疾病や生体の不都合な現象は殆んどすべて過剰な炎症と考える研究者が増えています。癌や感染症および生活習慣病の予防と改善に過剰な炎症の抑制が重要な役割を演じることが明らかになっています。 バイオブランは過剰な炎症を抑え、高い健康度を維持することを助ける貴重な機能性食品であると考えます。

■大和薬品(株)関連最新情報
弊社の活動や関連イベントについてお知らせします。

◎つくば工場のHACCP認証取得。
――― 大和薬品(株)
12月2日(火)、3日(水)、弊社つくば工場において、現在世界で最も厳格だとされる総合衛生管理システム「HACCP(ハサップ)※」の本審査が実施され、この度認証を取得いたしました。つくば工場は、2000年4月の稼動時からHACCP対応のシステムを導入してより高品質を目指し、「微生物培養の最新の設備」を作りあげてまいりました。
特に安定した高品質の培養を得るために、状況を監視し、pHや温度の自動測定と調整を行なっています。
また、排水については、つくば地域の厳しい基準値をクリヤした上に、徹底した管理を実施し、環境を考慮した工場となっています。 将来的には、「製造工程ごとに危害防止策を講じ、100%安全な食品を供給する」とのHACCPの精神に則り、微生物を利用した酵素やたんぱく質等の開発もここで手掛けたい(二宮泰夫社長)としています。

※HACCP(ハサップ)とは
Hazard Analysis Critical Control Point の略で、日本語では「危害分析重要管理点」となります。HACCPはもともと、アメリカのNASAで宇宙食の安全性を保障するために作られた手法です。
従来の抜き取り方式の管理方法とは異なり、原料の段階(入口)から製品の時点(出口)まで、製造の各工程ごとに危害防止策を講じ、100%安全な食品を供給しようというのがこのシステムの狙いです。

◎「米ぬかアラビノキシラン誘導体(バイオブラン)の生理的機能における効果」について発表
――― 大和薬品(株)
12月4日(木)、5日(金)にと富山市・富山国際会議場で開催された第16回日本バイオセラピー学会学術集会総会において、弊社は、「米ぬかアラビノキシラン誘導体(バイオブラン)の生理的機能における効果」と題した発表を行ないました。
このところ内外の医療機関での採用が増えているバイオブランについて、マクロファージの活性化やNK細胞の活性化を含めた免疫調節作用、がん細胞の増殖抑制効果、活性酸素消去能、血糖調節作用など、多様な効果を示す成分について検討したものです。
その結果、バイオブランの示す多様な働きは、バイオブランに含まれるいくつかの異なる化合物によるものであると示唆されました。

◎バイオブラン、NKCP、ケフィランの主力3商品
について、第3回国際フードファクター会議(ICoFF-3)で発表
――― 大和薬品(株)
機能性食品因子(フードファクター)に携わる世界の研究者が集まる「第3回国際フードファクター会議(The 3rd International Conference on Food Factors 略称:ICoFF-3)が、2003年12月1日(月)~4日(木)、東京・日本都市センター会館で開催されましたが、弊社ではこれに積極的に参加。バイオブラン、NKCP、それに農林水産省の助成をうけて5年間にわたって研究した米ケフィランについて発表を行ないました。
「食の生理機能と疾病リスク低減」をメインテーマに掲げた今回の会議は、厚生労働省、文部科学省、農林水産省のほか、日本医師会、日本内科学会、日本薬学会など多くの後援によるものですが、会期中機能性食品因子に関する最先端の研究成果発表と情報交換のほか、作用性について科学的な基盤の下で活発な発表・討議が行なわれました。
弊社はバイオブランについては「米ぬかエキス水解物の免疫賦活作用による高齢者に対するかぜ症候群予防効果」、NKCPについては「精製ナットウ菌培養物NKCPの、血液凝固・線溶系におよぼす影響について」と題して発表しました。また米ケフィランについては、「粘質性多糖ケフィランの脂質、血圧、血糖、便秘におよぼす効果について」と題して発表し、動物に対する生理作用試験において、米ケフィラン投与群に、脂質代謝、血圧降下、血糖低下、及び整腸に対する有用性が確認されたことを発表しました。
弊社は今後米ケフィランを新しい植物由来の機能性食品材料として、形状的に安定したケフィラン含有飲料および粉末の製造を本格化する予定です。

◎バイオブランの安全性と有用性について第7回生活習慣病対策研究会で発表
――― 大和薬品(株)
11月29日(土)に東京・大手町サンケイプラザで開催された第7回生活習慣病対策研究会で、弊社は、主力開発素材であるバイオブラン(米ぬかアラビノキシラン誘導体)について発表を行ないました。
今回の発表は、「免疫調節作用を有する食品バイオブランのfunctional foodとしての安全性と有効性に関するevidence」と題して、現在までに立証してきたfunctional foodとしての安全性と有効性についてのscientific evidenceの水準を報告したもので、出席者から高い評価を受けました。
現在日本において、functional foodとしての条件やscientific evidenceについては、その必要性が論議されていますが、確たる定義やガイドラインが存在しないのが現状です。
弊社では、バイオブランについて、経口摂取により効果を発揮する安全性の高いBRM(Biological Response Modifier)としての位置付けをめざしていますが、この素材については既に国内外で10を超す論文と30を超す学会発表がされています。
バイオブランについては、栄養補助食品「レンチンプラス」のブランドで商品化していますが、同社では、今後国内外の病医院向けにもいっそう注力していきたいとしています。

◎バイオブランについて第7回JACT大会2003(神戸)で発表。
――― 大和薬品(株)
「第三の医学・統合医療をめざして」をスローガンに掲げる日本代替・相補・伝統医療連合会議の「第7回JACT大会2003(神戸)」が、12月20日(土)・21日(日)、神戸国際会議場で開催され、一般演題で米ぬかアラビノキシラン誘導体(バイオブラン)についての発表がありました。
「ガンの代替療法における米ぬかアラビノキシランとサメ脂質抽出物の効果」と題したこの発表は、大森隆史氏(銀座サンエスペロ大森クリニック)によるもので、大森氏の発表によれば、米ぬかアラビノキシラン誘導体(バイオブラン)とサメ抽出脂質の組み合わせは、代替医療的な補完を行なう可能性がある、と結論づけています。

■健康お役立ち情報

~最新「健康」情報満載の新聞社ホームページ~

いよいよ2004年の始まりです。
スケジュール帳も新しいものとなり、新鮮な気持ちで年始を迎えられた方も多いと思います。

今年の年末・年始休暇は長い方で9連休。
近年はご自宅でお過ごしになる方も多いと聞きます。
ところで、朝日新聞や読売新聞など主要な新聞各社のサイトの「健康」や「医療」のページをご覧になられたことはありますか?

寒い時期は外出するのがおっくうとなり、「こたつの中でテレビを見ながらゴロゴロ過ごそうか」などと考えがちですが、そのような人に限って肥満や糖尿病につながりやすいという研究結果が海外で報告されました(【毎日健康ひろば】より)。
このような、気になる情報・役に立つ情報が満載です。
これからますます寒くなってまいります。お体には十分気をつけてくださいね。

■連載シリーズ・・・コラム アンチエイジング(全6回)

第5回 加齢・腸内細菌・免疫の切っても切れない関係

プロバイオティクス、プレバイオティクスという言葉がマスコミをにぎわせています。
前者は、アンチバイオティクス(抗生物質)と対をなす概念で、「腸内細菌叢のバランスを改善することで、宿主に有益な作用をもたらす生きた微生物」とされています。
後者は、プロバイオティクスが腸内で増殖するのを助ける成分で、オリゴ糖などがこれにあたります。
ヒトの体には、100兆個、重さにすると約1kgの腸内細菌が棲みついているといわれています。
ご存知のように腸内細菌には善玉菌(ビフィズス菌、乳酸桿菌など)と悪玉菌(ウェルシュ菌、ブドウ球菌など)、そのどちらにもなる日和見菌があり、それらはバランスを取りながら共生しています。
そのため、「悪玉菌」が体内にいても問題にならないわけです。
腸内細菌叢は過労、ストレス、偏食などによって変化します。
短期的な変化ならよいのですが、加齢によって徐々に細菌叢は変化し、ビフィズス菌などの善玉菌が減って、悪玉菌優勢に変わっていきます。
すると、腸管での免疫能が低下し、細菌やウイルスに感染しやすくなると考えられています。
逆に、乳酸菌飲料の摂取で、NK活性が上昇するという報告もありますから、食品やサプリメントで腸内細菌叢を良好に保つのは、アンチエイジングとして合理的です。
特定保健用食品が数多く市販されていますが、例えば同じ乳酸菌でも遺伝子や菌の正体が異なるため、何週間か順番に試してみて自分に合ったものを選ぶのがコツです。

~つづく~

■編集後記

健康かわら版(第5号)はいかがでしたでしょうか?

これからは1年間の中で寒さが一番厳しい時期ですね。
普段から体をしっかりあたため、免疫力を保ちましょう。
またインフルエンザウイルスは湿気が苦手です。
加湿器等で部屋の湿度調節をおすすめいたします。

次回の「e-健康かわら版」は2月10日配信予定です。
皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い致します。

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