Vol.34 2006年6月号

Vol.34 2006年6月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
蒸し暑い時期が近づいてまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。
今月号ではバイオブラン論文集出版記念講演会開催のニュースを中心に、アジア、ヨーロッパなど海外の情報をお届けします。
当社の主力素材「バイオブラン」は世界各国でさらに販路が拡大し、中国では中国衛生部の「保健食品」として認可されました。
ホームページのニュースリリースコーナーとあわせてご覧ください。

大和薬品ホームページもぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎福田一典先生インタビュー
【5】癌治療におけるサプリメントと役割
(銀座東京クリニック院長 福田一典先生)

■ワールドへルスレポート
◎高齢者に優しいエクササイズ、ピラティス

■健康豆知識
◎ナチュロパシー~生活習慣を改善

■「食と健康」「代替療法」など幅広い最新情報を掲載!
日本食品機能研究会(JAFRA)ホームページもぜひご覧ください。

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎「バイオブラン」論文集の出版記念講演会を開催
◎アジアで新しい販路を確立
◎欧州代理店会議を開催
■統合医療新着情報【6】大学病院が抗加齢医療を開始
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報
◎「バイオブラン」論文集の出版記念講演会を開催

当社は論文集「BioBran/MGN-3 基礎と代替・補完療法への応用」の出版(医薬出版)を記念した講演会を、5月20日東京国際フォーラムで開催しました。
富山医科薬科大学(現 富山大学)田澤賢次名誉教授の監修によるこの論文集は、バイオブラン(米ぬかアラビノキシラン誘導体)の10年余にわたる国内外の論文発表や学会発表を集大成したもので、論文集としての刊行は各方面から求められていました。
講演会には、全国の医師や研究者など150名近くが集まりました。冒頭で、当社社長が、安全とエビデンスを最優先するという企業精神や、バイオブランがすでに世界38カ国で販売されてますます販路を拡大し、世界商品になっていることを披露。引き続いて、三人の先生がそれぞれの立場からバイオブランに関わる講演をしました。
本書の監修者である田澤名誉教授は、「バイオブランの活性酸素消去」について最近の研究結果を具体的に説明。帯津良一名誉院長(帯津三敬病院)は、「臨床の立場から」と題して、同病院でがん患者に対して行われているホリスティック医療とその中に取り入れられるバイオブランについて解説しました。
また、医者と患者の統合、医療と養生の統合、生と死の統合といった「統合」や「患者のときめき」の重要性についての内容は、出席者の関心を呼びました。遠藤雄三先生(浜松医科大学第一病理)は、「バイオブランの生体防御調整作用」と題して講演。
抗炎症作用や抗酸化作用のある免疫調整性のバイオブランの効果は、がんに限らず生活習慣病の予防や抗加齢全般にも敷衍できる、と結論づけました。
終了後、講師に質問する出席者も多く、予想以上に反響の大きい講演会となりました。

ニュースリリースでもご覧いただけます。

※講演会の内容は日本食品機能研究会(JAFRA)や健康・予防医療の総合情報サイト「Health Net Media」でも紹介されました。
「一貫してエビデンス及び安全性を追求、バイオブランの基礎・臨床研究を集大成」
「バイオブラン、10年にわたる基礎・臨床研究を集大成健康食品に求められる安全性およびエビデンス」

◎アジアで新しい販路を確立

当社は、主力製品の評価を特に海外で高めていますが、この度アジア2カ国での本格的な販売を開始することになりました。
インドでは、Elder Pharmaceutical 社(ムンバイ)と業務提携して、当社の主力製品、バイオブラン、NKCPの販売を開始します。
Elder Pharmaceutical は1989年設立の医薬品製造販売会社で、インド国内のクリニック、病院向けの販売をしていることから、これらのチャネルへの進出が期待されます。
インドでは、従来から続いている感染症対策をはじめ、ビタミン・ミネラル不足の補填が最重要課題になっておりますが、数年前から栄養補助食品の概念が徐々に定着して、今まで一般的でなかったサプリメントや機能性食品などが海外から輸入販売されるようになってきました。
中華人民共和国については、邦博医薬技術開発有限公司(北京)と業務提携し、主力製品、バイオブランの販売を開始しました。
バイオブランは、「免疫力の増強」の効能ですでに保健食品(中国版トクホ)の認可を得ておりますが、極めて短期間での認可取得は、10年余りの販売実績に加え、豊富なデータが評価されたことに他なりません。
大和薬品では、バイオブランに引き続き、NKCPなどについても販売を計画しています。

ニュースリリースでもご覧いただけます。

◎欧州代理店会議を開催

当社の現地法人DHD Europeは5月15日にスロバキアの首都ブラチスラバで欧州代理店会議を開催、14カ国が参加しバイオブラン、NKCPのマーケティングについて活発な討議が行われました。(この内容は次号以降で改めて紹介いたします。)

■統合医療新着情報
【6】大学病院が抗加齢医療を開始

老化現象を積極的に予防・治療し、健康長寿を目指す「抗加齢(アンチエイジング)医療」。
さまざまな病気を予防することにもつながるため「究極の予防医学」とされ、近年注目されています(「e-健康かわら版」vol.1~6参照)。
免疫能や抗酸化力、ホルモンバランスなどを調べる「抗加齢ドック」の導入を始め、抗加齢医療に取り組む病医院が増えてきていますが、ついに大学病院も乗り出しました。
6月20日から東海大学医学部付属東京病院(東京都渋谷区)で「抗加齢ドック」が開始されるのです。
抗加齢ドックで受診者の「老化度」を検査し、その検査結果をもとに食事・生活習慣・運動・サプリメント利用などについてアドバイスを行うという仕組みです。コースは検査項目によって2種類あり、アドバンス(A)コースが12万1,800円、ベーシック(B)コースが8万8,200円(いずれも税込)。完全予約制で実施します。
抗加齢医療が注目される背景には、少子高齢社会や医療費抑制の流れで医療の基盤が「治療から予防」へと動いていること、それに医療機関の競争時代の到来といった事情があります。

■編集後記
当社ホームページのビデオリリースコーナーはご覧いただけましたでしょうか。
来月にはバイオブラン、NKCPに次ぐ第3の新製品「米ケフィラン」のコーナーが製品紹介コーナーとともに完成いたします。改めて次号でお知らせいたします。よろしくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は7月10日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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