Vol.32 2006年4月号

Vol.32 2006年4月号

ごあいさつ

こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
今月からホームページ上で当社の会社・素材案内のビデオリリースコーナーをオープンしました。(上記ページの左列をご覧ください。)
また製品紹介ページの学会発表コーナーも全面見直しを行い、和文・英文ともに掲載数が増えました。
あわせてご覧いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

大和薬品ホームページもぜひご覧ください。

■ドクターからの健康アドバイス
◎福田一典先生インタビュー
【3】自然治癒力はどこまで期待できるか
自然治癒力を上げる方法
(銀座東京クリニック院長 福田一典先生)
■前立腺がんに対する戦略
(浜松医科大学第一病理 遠藤雄三先生)

■ワールドへルスレポート
◎医療現場で急速に応用進む、ヒプノセラピー

■健康豆知識
◎鍼灸~気のバランスを整え、自然治癒力を高める

■「食と健康」「代替療法」など幅広い最新情報を掲載!
日本食品機能研究会(JAFRA)ホームページもぜひご覧ください。

今月のメニュー

■大和薬品(株)関連最新情報
◎現地法人DHD USA社がNatural Product Expo West に出展しました。
◎SUPPLYEXPO2006に出展しました。
◎【予告】バイオブランのエビデンス集大成が刊行されます。
■統合医療新着情報【4】緑茶で認知症予防の可能性
■編集後記

■大和薬品(株)関連最新情報
◎米国現地法人DHD USA社がNatural Product Expo West に出展しました。
当社米国現地法人Daiwa Health Development(DHD USA)社は、3 月23 日~26日の3日間、アナハイムコンベンションセンターにて行われたNatural Product Expo Westに出展しました。
当展示会には米国最大規模の自然食品の展示会ですが、特に今回は3000社が出展、史上最高の43,000人が入場しました。
DHD USA社では、昨年7月に上市したバイオブラン新製品PeakImmune4の更なる認知度向上及び配荷率向上を目的とし出展しましたが、多くの方々に当社製品について熱心に御質問いただきました。
当社製品を「きのこ製品」と認識されているお客様がまだ多く、その度に主成分である米ぬかアラビノキシラン誘導体について、また製品の特徴についてご説明させて頂く機会を得ました。
今月からはシカゴ、サンフランシスコ、ニューヨーク等サプリメント主要都市のラジオの人気健康番組にて製品が紹介される予定です。

ニュースリリースでもご覧いただけます。

◎SUPPLYEXPO2006に出展しました。

SUPPLYEXPO(健食原料・素材・OEM展 2006)が4月4日(火)~5日(水)東京国際フォーラム(有楽町)で開催され(主催:ヘルスビジネスマガジン社)、当社は、主要商品である「バイオブラン」(米ぬかアラビノキシラン誘導体)、「NKCP」(精製ナットウ菌培養物)をはじめ、第三の主役と位置づけて開発したLK乳酸菌米培地生成物「米ケフィラン」を出展・紹介しました。
この展示会は、国内だけでなくアジア各国企業や団体の出展もありましたが、当社ブースでは、従来のいわゆるナットウキナーゼとはアミノ酸配列が異なるバチロペプチダーゼFを含有するナットウプロテアーゼ「NKCP」と、従来の常識を超えて米の培地でケフィア由来の乳酸菌を培養した「米ケフィラン」に高い関心が集まりました。

また、今回は企業セミナーのコーナーで、「ナットウプロテアーゼ NKCPのトリプルアクション」と題したプレゼンテーションも実施しました。
NKCPは血栓溶解作用に加え、血栓形成抑制(抗凝固作用)や血液粘度低下作用を持ち(トリプルファンクション)、とくに抗凝固作用については、NKCPだけに確認された作用であること、血液粘度低下作用については現在特許出願中であることを発表しました。
普段からの健康づくりには血栓そのものをつくりにくくする作用を重視すべきであり、NKCPはその作用を有し、虚血性疾患や生活習慣病予防に応用可能な素材であることを強調しました。

ニュースリリースでもご覧いただけます。

◎【予告】バイオブランのエビデンス集大成が刊行されます。

当社の主力製品であるバイオブランについて内外のエビデンスを集大成した論文集「BioBran/MGN―3 基礎と代替・補完医療への応用」(監修:富山医科薬科大学 田澤賢次名誉教授)が5月に医薬出版から刊行されます(税込み5,250円)。
バイオブランについては、開発・販売から10年以上が経過し、日本をはじめアメリカ、EUなど世界9カ国で製法特許を取得するなど、世界ブランドとしての地位も確立。世界30カ国に販売実績があります。
当社は今後も引き続き欧米や国内の大学や政府機関、医療機関等との共同・委託試験等を繰り返して、エビデンス蓄積に努めます。

■統合医療新着情報
【4】緑茶で認知症予防の可能性

みなさん、今日は何杯緑茶を飲みましたか。
もし2杯以上飲む習慣が続いているなら、認知症の予防につながるかもしれません。
東北大学の研究チームが行った研究からは、そんな期待がもたれます。
70歳以上の男女1,000人を対象に、お茶やコーヒーの摂取状況を調査。
併せて物品名の復唱や計算など認知機能を調べるテスト(30点満点)を受けてもらいました。すると、緑茶を飲む回数が多いと、認知機能の低下が抑えられているという関係が浮かび上がりました。
つまり、認知機能が低下した人(26点未満)の割合が、「1日に2杯」飲む人では、「1週間に3杯以下」の人に比べて半数以下と、かなり少なかったのです。
コーヒー、紅茶、ウーロン茶ではこのような傾向はありませんでした。緑茶の渋み成分であるポリフェノールの1種「エピガロカテキン ガレート(EGCG)」という物質が、脳の神経細胞を保護しているためと見られます。
緑茶に含まれるカフェインの効果の可能性もありますが、コーヒーでは結果が出なかったことから、カフェインの影響は小さいだろうということです。
日本人の生活に広く根ざしている緑茶ですが、近年ではさまざまな機能が明らかにされ、体脂肪の減少やがん予防、感染症予防についても研究が進んでいます。
やはり医食は同源のようです。

出典・American Journal of Clinical Nutrition vol.83,p355-361,2006

■編集後記
ホームページのビデオリリースコーナーは当社がこれまでに国内外で取り組んだ数々のイベント画像を編集してご紹介しています。
当社や当社素材のイメージをそれぞれ約1分半でご覧いただけます。
今後も少しずつ更新してまいります。よろしくお願い申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしています。

次回の「e-健康かわら版」は5月10日配信予定です。
今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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